コロナ禍で外出を控えていると、アニメや映画を観る機会が多くなりました。
呪術廻戦というアニメが流行っていて、私自身、大好きなアニメの一つです。
特級呪物“両面宿儺の指”を食べる事で大きな力を宿した、虎杖悠仁を主人公として、それぞれの呪術師達が個性豊かな呪術を用いて戦いを繰り広げるストーリーと言えます。
エンタテインメントとしては素晴らしく、私自身、楽しみながら観ています。
しかし、霊的な真実と照らし合わせると、多々、指摘すべきところが有るとも言えます。
とは言え、あくまでエンタテインメントなので、あまり細かい事を言っても仕方ないと言えるでしょう。
私ども契山館の霊的修行者からすると呪術とは「霊術」と言い換える事ができます。
ただ大切な事を申し上げるなら、霊術というものは他者と戦う為のものではありません。あくまで他者を救う為のものです。生かす為のものです。
仮に誰かが、特殊な力で戦おうとしたとしても、格闘技のほうが強いし、拳銃のほうが、はるかに威力が有るのです。
仮にスプーンを曲げる事が出来たとしても、ボクサーには勝てません。スプーンを曲げている間にノックアウトされる事でしょう。
それから、霊術で一番、大切な事は、信仰心が有る事です。日々、霊的な修行法を行なっている事です。
霊的な修行を伴う事無く、霊術の形だけ真似ても、呪文を唱えても、何の効果も発揮しません。
寧ろ、安易にそのような事をやっていると邪悪な霊魂が寄ってきて餌食となってしまいます。
くれぐれも、書籍だけ読んで、霊術を行うような事は、大変危険な事なので、やめて頂きたいと思います。