カテゴリ: 日々のこと
音楽
ショッピングモールに週一回買い出しに行くのですが、
クリスマスの装飾に彩られ、行きかう人もいつもより多い昼間。
とある広間に電子ピアノが置かれていて、やさしい音色が聞こえてきました。
そんなに上手ではない・・・音がもつれていても、なぜか耳障りではない、
誰が弾いているのだろう?
ピアノの脇に手荷物を置いて演奏をしているところを見ると、一般客なのでしょう。
しばらくすると、別の人に交代し、そうして続いていくようでした。
広間を通りがかった人達の中には、足を止めて聞き始めたり、広間に置かれているテーブル席で座って聞いていたり・・・
さまざまでした。
有名な演奏家でなくても、人が弾く音色に思わずたたずんでしまう。
少しのひと時を共有したくなる。
殺伐とした世の中において、音楽とは、人を優しい気持ちにさせてくれる面も持っているような気がしました。
hana
思い込み
当たり前だと思っていた事が当たり前でなくなった時、人は混乱に陥るのだと思います。
近所で月に一度、自治会の市場が開催され地元で採れた野菜を安く買う事が出来ます。
野菜を買っていると、売り場のおじさんに「これ、食べたことある?」と、竹みたいなものを渡されました。
「竹は食べないですね」と言うと、
「これ、さとうきびだよ。おじさんが作ったんだよ。おじさんが子供の頃は戦後オヤツが買えない時、さとうきびを作って食べてたんだよ」
え?
ここ、名古屋ですよね?
沖縄じゃないですよね?
何を言っているの?
と、軽く混乱に陥りました。
さとうきびは沖縄でしか採れないというのは私の思い込みだったようです。
人は死んだらそれで御終い、その後はない、と思っている人は、死後自分の意識がある事に驚いて混乱するのだそうです。
こんな感じなのかな、いやそれ以上だろうとつくづく思いました。
無料でいただいたさとうきびをかじってみたら、想像の30倍硬くて結局甘いのかどうかもまったくわかりませんでした。